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大学生のころ、父は、わたしが眠る時のため、
枕を乾燥機にかけてあたたかくやわらかくしてくれていた
いつも頼ってほしくて、わたしの喜ぶ顔がみたくて、驚かせたくて
いろんなことをしてくれた
でも、無邪気な父と一緒にいることが
ときどき、息苦しくて、そっけない態度をしていたな。。。
冷たく接することで、満足していたときもあった
父の人生は、長く孤独だったから
家族といるときが、本当に嬉しかったんだと思う
「お父さんね、、」って、自分のことをそう呼ぶ時
すごく幸せそうだった
窓からのあたたかい陽射しに、過去の思い出がつまっていて、
愛に、胸がいっぱいに、はちきれそうになる
わたしの生きている今日は、過去が続いてきた今なんだと感じる
目を閉じると、家族みんないて、学生だったわたしもいる
どうして踊るのか
生きていることが、尊く美しすぎるから
表現したくて
だったら、もっと純粋に
まっすぐ、進む道を選ぶ勇気をもって
一歩ずつでも歩かなくちゃ
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